
「CMSを使わないと、SEOに不利なんじゃないですか?」
これは、私たちに最も多く寄せられる質問の一つです。
確かに「WordPressはSEOに強い」という印象が広まっていますが、SEOの根本である「表示速度」という観点で見れば、状況は逆転します。
意外な真実
静的サイトの方が、通常のWordPressサイトより高速に、Googleに評価されやすい構造となります。
Googleは「表示速度」を「検索順位に直結するSEOの重要指標」として正式に採用しています。
データで見る速度の差
LCP(読み込み速度)
WordPress2.8秒
→
静的サイト0.8秒
主要コンテンツが表示されるまでの時間。2.5秒以内が推奨。
FID(反応速度)
WordPress120ms
→
静的サイト15ms
クリックしてから反応が始まるまでの遅延時間。
CLS(視覚的安定性)
WordPress0.15
→
静的サイト0.02
読み込み中のレイアウトのガタつき。低いほど良い。

出典:PageSpeed Insights Reports 2025を基に作成
なぜここまで差がつくのか
WordPress(動的)
アクセスごとにサーバーがPHPを実行し、データベースに問い合わせてHTMLを生成。処理工程が多く、重くなりがちです。
静的サイト
完成済みのHTMLを送信するだけ。データベースもPHPも介さないため、モバイル回線でも圧倒的に速いです。
SEOの本質は「速さ」にある
「WordPressだからSEOに強い」というのは、もはや神話です。Pluginでメタタグを設定できる便利さは、表示速度の遅さによって帳消しになってしまうのが現状です。
Googleが最も重視するのは「ユーザー体験」であり、その核心は「表示速度」です。
余計な処理を省いた静的サイトは、SEOの観点から見ても、WordPressより優れた選択肢となり得るのです。